看護学校卒業後、保健師学校へ入学し保健師の資格を取得。保健師として健診センターで勤務した後、看護師経験を積むため回復期の病院へ転職。リヤンドファミーユには2022年7月に看護師として入職。

▼目次
看護師としての歩み
これまでの職場との違い
リヤンドファミーユで働く魅力
今後の目標
好きな言葉

看護師としての歩み

－ 祖父らしい最期を支えてくれた看護師との出会い

私が看護師を目指したきっかけは、祖父の死でした。祖父は末期癌だったのですが、様々な方のサポートを受け、自宅で最期を迎えることができました。最期まで祖父らしく人生を全うすることができたのは、看護師さんの日々の生活支援・看護があったからでした。私もそんな存在になれたらと思い、看護師を目指すことを志しました。

－ 保健師から看護師へのキャリアチェンジ

保健師の資格を取得して健診センターで保健指導や企業への出張検診・講義などを経験しました。そこで尊敬する上司と出会いました。その上司は病院で看護師として長く働いた経験がある方さんでした。一緒にお仕事をさせていただく中で、たくさんのことを学びました。その方の指導のおかげで成長することができ、看護師としての経験を積みたいという思いが出てくるようになりました。

－ 退院後の療養生活を支えたい

健診センターから回復期の病院へ転職しました。その病院では、寝たきりの患者様、重症度・医療依存度の高い方が多かったので、病気・治療・医療機器の扱いなど看護師としての経験・知識をいろいろと学ぶことができました。

回復期ということで、患者様やそのご家族がまた安心して自宅で生活できるようチームでサポートをできることにやりがいを感じていました。患者様が退院していく姿を見るうちに、｢疾患を抱えながら生活している方を支えたい｣という気持ちが芽生え、『その人らしさ』を尊重しながら療養生活をサポートできるリヤンドファミーユへ入職しました。

これまでの職場との違い

－ 看護観を大切にできる

私が保健師や看護師をしていた中で大切にしてきたことは、「こうであるべき」という思いを持たないことです。いろんな人がいて、それぞれ大切にしていることは違う。自分の主観や価値観を押し付けたりせずに、「相手にとってはどうか？」を考えながら関わることが、良好な信頼関係につながると考えています。

リヤンドファミーユではご入居者様やご家族様の意思を尊重し、「こう生きたい、こう生活したい」という希望に沿って、さまざまな疾患を持った方が安全に生活できるよう看護師の視点でサポートできています。

－ 近い距離で、向き合える看護

これまでの職場と比べて、ご入居者様・ご家族様との距離がとても近いと感じます。
ご入居者様は末期がんの方が多く、人生の最期をご家族様と少しでも長く一緒に過ごしたいということで、リヤンドファミーユに入居を希望されます。
私たちスタッフはご入居者様・ご家族様と深く関わることができ、密にコミュニケーションを取りながら、その人らしい生活を支えています。

－ 緊張感あるターミナルケアの現場

私たち看護師の役割として、日々のアセスメントからちょっとした体調の変化に気付くことがとても大事になってきます。「人生の最期の瞬間に、ご家族様に会わせてあげられるように」日々緊張感を持って仕事に臨んでいます。

リヤンドファミーユで働く魅力

－ 明るく活気ある職場

リヤンドファミーユの訪問看護は20～30代の職員が多く、とても活気がある職場だと感じます。入職した頃は「馴染めるかな？」と少し不安に感じている部分もあったのですが、すぐに打ち解けることができました。明るく元気なスタッフが多いので、お話するととても面白く私も元気になれます。ご入居者様も穏やかな方が多く、日々笑顔に癒されています。じっくり関係を深め看護をしていきたい方にとってはとてもいい環境なのではないでしょうか。

－ 丁寧に教えてくれる先輩たち

困っていることがあれば時間をかけて話を聞いてくれて、スタッフ一人ひとりも大切にしてくれていることを実感します。初めての夜勤に入る前に、分からず困っていることを手書きのメモを作成して渡してくれたことがあります。「○○さんは何時に□□をする」といった細かいスケジュール、ご入居者様ごとの注意点などをまとめてくれていました。勤務に慣れるまでみんながしっかりフォローしてくれたので、安心して業務に臨むことができました。

－ 業務改善で、残業もほぼなしに

入職した当初は残業することも多かったのですが、今はほとんど残業しないで帰ることができています。施設内での業務改善が進んでいて、全体で業務量や負担が平等になるように助け合うことで、みんながほぼ定時で帰れるようになっています。私は静岡市から約1時間かけて車通勤しており、定時で帰れるようになって帰宅後のゆっくりとした時間をもうけることができ、リフレッシュできています。

今後の目標

－ 看護師と保健師の経験を活かす

まだまだ看護師経験が少ないので、知らない病気と出会うことがあります。これからも医療的ケアに関する知識量を増やしていきたい。また在宅という環境での看護についてもまだまだ分からないことも多く、先輩方のアドバイスを受けながら、日々振り返り成長していきたいと思っています。

リヤンドファミーユでは、地域とのつながりも大事にしており、健康指導なども行っています。今まで経験してきたことを活かしながら様々なことにチャレンジしていきたいと思います。

好きな言葉・モットー

「思いやり」

子どもの時から両親から思いやりを持って生きてほしいと言われて育ちました。自分がされて嫌なことは相手にもしないように、自分がされて嬉しいことを相手にも出来るように日々心掛けています。

（写真・インタビュー・文：MottoBrand 福井勝雄）

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これまで培ってきた看護技術・知識をフルに活かし、『人生の最期をどう生きるかを選択する』そのお手伝いを、リヤンドファミーユで一緒にしてみませんか？誰かのために知識を増やす喜びを知り、お互いに高め合える若いスタッフが集まっています。お気軽に施設見学にお越し下さい。

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